ルフトハンザ航空でペットを機内持ち込み|条件・予約方法・料金を体験談つきで解説!

ドイツ生活

「ルフトハンザ航空で犬を機内に持ち込みたいけど、どうやって予約するの?」
「どのくらいの費用がかかるの?」

はじめてのペット連れフライトは、分からないことばかりで不安ですよね。
私自身、ルフトハンザを利用して何度もペットとのフライトを経験してきました。

この記事では、ルフトハンザでペットを機内持ち込みするための予約手順や費用について、実際の体験をもとにわかりやすくまとめています。
「英語が苦手…」「本当に大丈夫かな…」と不安な場合も、日本語で相談できるサービスがあるので安心してくださいね。

この記事が、以前の私のように「はじめて」で不安な飼い主さんの助けになれば嬉しいです。

1. 機内持ち込みの基本ルール(ルフトハンザの場合)

ルフトハンザ航空では、小型の犬や猫に限り、飼い主と一緒に機内へ持ち込むことが可能です。
ただし、いくつかのルールや条件があるので、まずは基本情報から確認しておきましょう。

①ペットについて

  • ペットの体重とキャリー込みで8kg以下
  • 生後12週間が経過したペット(ドイツ発着・経由便では生後15週間)

②輸送容器(キャリーバック)について

  • キャリーのサイズ(55 x 40 x 23cm)
  • ソフトキャリー
  • ロック機能があり、防水性
  • 底に吸水材が敷かれているもの
  • 硬いフレームや車輪、引っ張り用の連結具がないもの

公式サイトで書かれている条件にピッタリな輸送容器は、案外見つけるのが大変ですよね。

「ロック機能って何!?普通のファスナーじゃダメなの?」
「高さ23センチって小さすぎ!」


と思っていた記憶があります。

条件にぴったりのものを見つけても、海外製の高額なものだったりして、買うのをためらってしまいました(汗)。

そこで、私が購入したのはこちらのキャリーバッグです。


高さが少しオーバーしていて、ロック機能(?)も正直ついていないですが、今まで問題なく使用できています。
これまで何度かルフトハンザを利用しましたが、キャリーバッグを細かくチェックされたことはまだありません。

ルフトハンザのカウンターでは「犬が来た」というイレギュラーな出来事に必死で、そこまで確認する暇がないのかもしれません。いつも2,3 人でバタバタと対応してくださっています。
「書類や体重など基本的な条件を満たしていれば、キャリーの細部までは厳密に確認していないのかもしれないな」と感じています。

もちろん、あくまで私の体験談であり、いつ基準が厳しくなるかはわかりません。
しかし「完璧に条件を満たさなければいけないのでは」と不安になりすぎなくても大丈夫です。
ある程度の安全性があれば、現場では柔軟に対応してもらえることも多いと感じています。

最新の情報は必ず公式サイトで確認しましょう:
ルフトハンザ公式|機内持ち込みペットの条件

2. 予約の流れ

予約って電話? チャット? 英語が不安…という方へ。
実はルフトハンザでは、ネット上から簡単にペットの機内持ち込み予約ができるんです。
ここでは私がいつも使っている方法をご紹介します。

フライト出発時刻の72時間前までに予約をする必要があります。

STEP1|ルフトハンザの予約完了メールを確認

まず、人間の航空券を予約し終えたあとに届く「予約確認メール」を開きます。
メールの中にある「予約の管理(Manage My Booking)」リンクをクリックすると、専用のページに飛ぶことができます。

もしくは公式サイトから直接「予約確認」ページに飛ぶことも可能です。

STEP2|予約ページにアクセスしてログイン

「予約番号」と「姓(Last Name)」を入力すると予約情報が表示されます。
(※予約番号はアルファベットと数字で構成されている6桁のコードです)

STEP3|「特別なお手伝い」からペットの追加を選択

表示された予約情報の中にある「特別なお手伝い(Special assistance)」または「サービスの追加(Add services)」を選びます。
その中に「ペットの機内持ち込み(Pet in cabin)」というオプションが出てきますので、そこをクリック。

STEP4|ペット情報を入力

必要な情報をフォームに入力します。以下のような項目があります。

  • ペットの種類(犬/猫)
  • 犬種・猫種
  • ペットの体重(キャリー込みで8kg以下であること)
  • キャリーのサイズ

英語の入力ですが、シンプルな内容なので落ち着いて進めれば大丈夫です。
(入力例)↓

  • Animal type → Dog
  • Breed → Toy Poodle
  • Total weight incl. container → 6.5kg

規定に合わない場合は、申し込みできなかったり予約が拒否される可能性があるため、注意が必要です。

キャリーのサイズが規定より少しオーバーしていても、規定通りのサイズで入力しましょう…(小声)。

STEP5|申請後、数日以内にメールで返信が届く

申請が完了すると、通常1〜3営業日以内にルフトハンザから「ペットの機内持ち込みが承認されました」という内容の確認メールが届きます。
このメールを受け取れば、予約は完了です。

3. 実際にかかった費用・支払い方法

公式サイトには「EUR 55〜100」と書かれているけど、実際はいくら?支払い方法は?

ここでは、私が実際にペット連れで日本〜ドイツ間を移動した際の費用を紹介します。

①実際にかかった費用

ペット費用の証拠写真

↑実際の値段が記載されている航空券の写真です。見えにくくて申し訳ありません( ; ; )


関西空港→ミュンヘン空港の場合

  • 70€
  • 15,190円
  • 16,730円
  • 17,170円

時期によって値段はバラバラですが、いつも約70€〜90€くらいです。

②支払いのタイミングと方法

オンラインで決済したことがわかる画像

私はオンラインで決済した経験もありますし、出発当日にカウンターでお支払いしたこともあります。

オンラインで決済した場合は、上の画像のようにPaid」と支払い済みであることが表示されるので安心です。

③予約を変更する場合

オンラインでペットの料金を決済したあとでフライトの日時を変更したのですが、私の予約にペット分も紐づいていたようで、ペットの予約も自動的に変更されていました


ただ、不安だったので念のため電話で確認したところ、日本語で丁寧に対応していただけました。必要なときは遠慮せず、問い合わせてみるのがおすすめです。

「オンラインで手続きしたはずなのに不安」というときには、遠慮せずにお問い合わせするのが安心です。

ルフトハンザ航空の日本語サービスセンターでは、予約変更・キャリー条件の確認・持ち込み料金の支払い方法など、さまざまな相談に日本語で対応してもらえます。

  • ルフトハンザ航空 日本語サービスセンター(東京)
    電話:0570‑089‑000(日本国内専用)
  • 海外やIP電話から
    電話:+81‑3‑4333‑7656

5. まとめ

初めてのときは不安も大きいですが、私自身も何度か経験する中で「思っていたよりハードルは高くない」と感じるようになりました。

とはいえ、愛犬と一緒のフライトは、事前の準備があってこそ安心できるもの
不安なことがあれば日本語で相談できるサービスセンターもありますし、この記事が少しでも飼い主さんの安心につながれば嬉しいです。

当日の流れ・機内での様子や対策は、別記事で詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください^ ^

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